はじめに

QR コードの中身は、常にテキストです。スマートフォンがそのテキストをどう扱うか (ページを開く、連絡先を保存する、ネットワークに接続するなど) は、テキストの形式によって決まります。QR Code Generator では、こうした形式が 9 つのタブの背後に隠されています。ユーザーが通常のフィールドに入力すると、Web パーツがスマートフォンで解釈できる形式でデータを書き込みます。この記事では、各タブのフィールド、必須のフィールド、読み取り後の動作について説明します。

QR Code Generator のデータ タブ

QR Code Generator のデータ タブ

共通のルール

  • コードは、現在選択されているタブから生成されます。他のタブに入力したデータは保持されますが、コードには含まれません。
  • 必須フィールドにはアスタリスクが付いています。必須フィールドに入力するまで、プレビューには 1 つまたは複数の必須フィールドが空になっています。すべての必須フィールドが入力されているか確認して、やり直してください というメッセージが表示され、更新、コピー、ダウンロードの各ボタンは無効になります。
  • エンコードするテキストが多いほど、コードは高密度になり、離れた場所からの読み取りが難しくなります。本当に必要なフィールドだけに入力してください。
  • 読み取り後の動作は、スマートフォンが決定します。カメラ アプリによっては、確認メッセージの文言が異なったり、サポートされる種類が少なかったりする場合があります。

URL

フィールド必須説明
URLはいページのアドレスです。Web パーツをページに追加した時点では、現在のサイトのアドレスが入力されています。

アドレスはそのままコードに書き込まれます。https:// を含む完全な形式で入力してください。そうしないと、スマートフォンは内容をプレーン テキストとして扱います。

Text (テキスト)

フィールド必須説明
Text (テキスト)はい任意のテキストです。改行も使用できます。

読み取り後、スマートフォンはテキストを表示し、通常はテキストのコピーや Web 検索を提案します。

vCard

このタブでは、電子名刺を作成します。読み取り後、スマートフォンは、すべてのフィールドが入力された新しい連絡先の追加を提案します。

フィールド必須説明
名はい本人の名
姓いいえ姓
モバイルいいえ携帯電話の番号
電話いいえ勤務先の電話番号
電子メールいいえ勤務先の電子メール アドレス
勤務先名いいえ組織の名前
部署いいえ組織内の部署
役職いいえ役職
Web サイトのアドレスいいえ本人または会社の Web サイト
番地、市区町村、郵便番号、都道府県、国いいえ勤務先の住所です。これらのフィールドの少なくとも 1 つに入力すると、住所が名刺に追加されます。

各フィールドには、最大 200 文字を入力できます。

従業員の連絡先を入力した vCard タブ

従業員の連絡先を入力した vCard タブ

💡 ヒント
すべてのフィールドに入力した名刺は、高密度のコードになります。名札や小さなカードに印刷するコードでは、住所を省略するか、KB10265. QR コードのデザインのカスタマイズ: 図形、色、グラデーション、コーナーの説明に従って密度を下げてください。

Wi-Fi

読み取り後、スマートフォンは、パスワードを入力せずにネットワークに接続することを提案します。

フィールド必須説明
ネットワークはいネットワークの名前 (SSID) です。大文字と小文字の区別を含め、ブロードキャストされているとおりに入力します。
非表示いいえネットワークが名前をブロードキャストしていない場合は、このチェック ボックスをオンにします。
パスワードはい (暗号化がなしの場合を除く)ネットワークのパスワード
暗号化はいWPA (既定値。WPA2 および WPA3 のネットワークにも使用します)、WEP、またはオープン ネットワーク用のなしです。なしを選択すると、パスワード フィールドは無効になります。

ネットワーク名とパスワードに含まれる特殊文字は自動的にエスケープされるため、コードが壊れることはありません。

ゲスト ネットワークの設定を入力した Wi-Fi タブ

ゲスト ネットワークの設定を入力した Wi-Fi タブ

❗ 重要
パスワードはフィールドにプレーン テキストとして表示され、ページを保存すると、ページと一緒に格納されます。ページを開くことができるユーザーは誰でも、パスワードを読み取ることができます。このタブはゲスト ネットワークに使用し、社内ネットワークのパスワードは公開しないでください。

電子メール

読み取り後、スマートフォンは、新しいメッセージとともにメール アプリを開きます。

フィールド必須説明
電子メールはい宛先のアドレス
Subject (件名)いいえメッセージの件名 (最大 500 文字)
メッセージいいえメッセージの本文

送信者は、送信前に件名と本文を変更できます。

SMS

読み取り後、スマートフォンは、番号と本文が入力された状態でメッセージ アプリを開きます。

フィールド必須説明
電話番号はい宛先の番号
メッセージいいえメッセージの本文

電話

フィールド必須説明
電話番号はい発信先の番号

読み取り後、スマートフォンは、その番号への発信を提案します。

💡 ヒント
SMS、電話、vCard の各タブでは、電話番号を、プラス記号と国番号を付けた国際形式で入力してください (例: +37167000000)。この形式の番号は、コードがどこで読み取られても機能します。

Location (場所)

読み取り後、スマートフォンは、マップ アプリでその地点を開きます。

フィールド必須説明
Latitude (緯度)はい10 進数の度で表した緯度です (例: 51.178889)。負の値は南半球を表します。
Longitude (経度)はい10 進数の度で表した経度です (例: -1.826111)。負の値は西半球を表します。

❗ 重要
小数点にはピリオドを使用してください。51,178889 のようにコンマを使用した値では、マップ アプリで読み取れないコードが生成されます。度・分・秒形式の座標はサポートされていません。先に 10 進数の度に変換してください。

Event (イベント)

読み取り後、スマートフォンは、予定表へのイベントの追加を提案します。

フィールド必須説明
タイトルはいイベントの名前 (最大 200 文字)
Location (場所)いいえイベントの開催場所 (最大 200 文字)
Start (開始)はいイベントが始まる日付と時刻
End (終了)いいえイベントが終わる日付と時刻

予定表のイベントを入力した Event タブ

予定表のイベントを入力した Event タブ

📝 注
日付と時刻は、タイム ゾーンなしでコードに書き込まれます。コードを読み取ったユーザーの予定表は、これを現地時刻として扱います。つまり、10:00 と入力したイベントは、スマートフォンがどのタイム ゾーンにあっても 10:00 として追加されます。他のタイム ゾーンの参加者がいる場合は、タイトルまたは Location フィールドにタイム ゾーンを明記してください。

まとめ

QR Code Generator の各タブは、スマートフォン上の 1 種類の動作に対応しています。読み取り後に何が起きるべきかに応じてタブを選択し、必須フィールドに入力して、コードを印刷または公開する前にスマートフォンで結果を確認してください。

💡 ヒント
用意したコードをページに残して、すべての訪問者に表示する方法については、KB10268. 構成済みの QR コードを SharePoint ページで公開するを参照してください。

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